zoomでワークショップを開催しました

おうちから参加できるワークショップが100近く集まった祭典、

オンラインワークショップコレクション。

このプロジェクトはCANVASさんが運営されています。

こどもたちの創造力・表現力を刺激するオンラインクリエイティブ・ワークショップの普及・発展を目指しています。

今回はその中のひとつに仲間入りをさせていただきました。

実は妖怪かるたワークショップは、2015年のワークショップコレクション11（渋谷）からスタート。

（2015年の様子はコチラ）

私たちの原点でもあるイベントで、今回奇しくもオンラインでのワークショップのスタートを切れたことに感慨もひとしおでした。

さて、はじめてのzoomでワークショップ。

始まる直前はメンバー全員かなり緊張していましたが、最初にルームインしてくれた女の子の元気な声が一気に場の空気を変えてくれました。

リアルのワークショップと同じく、最初に妖怪のタネを考えてもらい、そこから浮かびあらわれる妖怪を切って貼ってかるたにしていきます。

いつもはこちらで準備した材料を使いますが、今回はおうちにある好きな紙でつくってもらいました。

オンラインということもあり、わたしもみなさんと一緒に同時進行で妖怪かるたをつくってみました。

画面のアチコチからもれ聞こえてくるひとりごとや笑い声、親子の会話に聞き入っていたら思わず手がとまってしまいます。

もくもくと制作に没頭するこどもたちの姿をみていると、楽しい気分になるのは、リアルでもオンラインでも変わらないんですね。

では子どもたちの妖怪のタネを少しご紹介。

・友達に何回説明しても伝わらない

・おともだちにたたかれたらイヤダ

・暗い森がこわい。とうがらし食べたくない

・分かっていることを何度も言われる

・ともだちにへんなことされる

・しゅくだいめんどう

・パパが急に在宅になったり出勤になったりする

・宿題して休憩10分たってすぐまた勉強は嫌

小学生の子たちも多かったので、

コロナ禍ならではのタネもチラホラありますね。。。

そしておかあさんからの妖怪のタネは、

・何しに行ったか忘れがち

・ごはんつくりたくない

・毎日のこどものやるべきことフォローアップがつらい。。。

あるある〜〜〜（笑）

そんなタネから浮かびあらわれた、妖怪たちをいくつかご紹介したいと思います。

↓ 教科書食べちゃう教科書妖怪

↓ くさいくさいうんち妖怪（妹のオムツのにおいが化けた）

↓ けんかをするとダンスを踊りはじめる妖怪

↓ べんきょういちご（学童でお勉強する妖怪）

↓ 絵のアイデアがどんどん湧いてくるクルプチャテール

↓ わたしのひとりの時間をうばっていく、ウバウーバ

（夫の在宅ワークがずっと続くことが決定…）

↓ 火でみんなをおおやけどさせるボーボー小僧（とうがらしの炎）

↓ 記憶を吸ってしまうメモリ吸い

↓ 友達に何回説明しても伝わらない妖怪

↓ そしてこんな妖怪たちも♪♪

彼女は話をしっかりと聞きながらもくもくとつくってくれていました。

↓ ねずみいろのつのが生えた妖怪もいるぞ。

彼の記念撮影のときの笑顔、ほんとにすてきだったんです。

画面の中に手をにゅう〜〜〜っと入れて、

さわってみたい妖怪たちが、ぞろぞろずらり。

またおうちでも妖怪かるたつくってみてね。

さいごはごきげんようかいで記念撮影。

画面サイズと時間の制約上、

ひとつひとつ作品のディーテールまで突っ込んで質問できないのはすごくもどかしかったですが、それぞれにこだわったところや大変だったところ、どんな妖怪でどんなことをするのかなどなど、ご家族との会話が広がってくれていたらいいなとひそかに願っています。

ワークショップの映像をふりかえりながら、

ずっと手を挙げてくれている子に、気づけていなかったり、聞き取りにくい時や、きちんと作品が見えない時の対応など、反省する点もたくさんありました。

全員ミュートを使用、解除するタイミングなども。

紙がこすれる音やモノがあたる音などが聞こえてしまう反面、全員ミュートにしていたらきっと拾えなかったであろう親子の会話もあったり。

そのあたりは、ワークショップごとに雰囲気をみながら、柔軟に対応していけたらいいなと思っています。

子どもたちが、オンラインでも、短い時間でも、妖怪かるたを完成することができたのは、親御さんのあたたかいサポートのおかげです。

終了時間が押してしまい、いたらないところも多々ありご迷惑をおかけしました。

参加してくださったおかあさんおとうさん、そしてこどもたち、この場を借りて心からのお礼を伝えさせてください。

ありがとうございました。

そして今回出展の応募をするにあたり、これまでをふり返り、これからを考えるきっかけとなったことも合わせまして、たくさんのワークショップをアレンジしてくださった事務局のみなさんにも感謝申し上げます。

さあ〜妖怪の夏はもう、そこ！

落ち着かない日々がまだつづきますが、

どうかわくわくぞくぞく楽しめますように。

最後に、

参加してくれたみんなが描いてくれたホワイトボードとともに。

ではでは、ごきげんようかーい。

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いちよんごがワークショップ中に制作していた、

妖怪「つぶかさこぞう」は、インスタに掲載しました。

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