とびだす妖怪ワークショップ開催しました!
絵本サークル「きらきら」会員のみなさま(大田区)
2019.10.4
こんにちは。
ここしばらくまた暑い日が続いていますね。
今日も秋晴れ、耳をすますと遠くから運動会の音楽がきこえてきます。
さて昨日は長男の母校(小学校)で活動している絵本サークルの会員の方向けにワークショップを開催しました。
絵本サークルというのは、おかあさんたちが各学年に分かれて、子どもたちに絵本の読み聞かせをするボランティアグループです。
実は私も6年間お世話になったサークルです。
当時から読み聞かせのお手伝いはあまりできなかったのですが、ありがたいことに長男が卒業してからもワークショップという形で関わらせていただけること、とてもうれしく思います。
2年前はかるたづくりのワークショップを。(2年前の様子はコチラ)
そして今回は「とびだす妖怪ワークショップ」を開催。妖怪が出てきそうな絵本のワンシーンをイメージして、とびだす妖怪えほんを制作していただきました。
冒頭に『あるあるいるいるようかいえほん』を読ませてもらったのですが、めちゃくちゃ緊張して変な汗をいっぱいかきました。なんとか読み終え、気を取り直して、さあワークショップスタートです。
おかあさんたちが集まれば、話すことといえば学校のこと、子ども達のこと、家族のこと。普段は「うちもあるある〜」で終わってしまうようなことに改めて焦点をあて、それをさらに妖怪が出て行きそうな絵本のワンシーンとして表現してもらいました。
まずは3テーブルにわかれてウォーミングアップ。
モヤモヤを書き出して、妖怪のタネを吐き出していきます。
・習字セットを洗わないまま、次の書道の授業の日になる。カピカピ。
・おべんとうばこをださない。ぬるぬるくさい。
・麦茶の残りが少ないのに冷蔵庫に入れないで。
・勉強机の上がいつもモノ置きになる。
・部屋からでてこんかい
・いつになったら寝るんかい
・夕飯のこんだてげんかい(限界)
出るわ出るわ妖怪のタネ。みんなでタネの語尾を「〜んかい(怪)」でまとめてくれて「夕方のこんだてげんかい(限界)」なんて、あそびごころあふれるテーブルもありました。
各テーブルから生まれてくるタネは、あるある〜!わかる〜!の連続。
タネが出そろったら、切り絵でチョキチョキ、とびだす妖怪えほんの制作です。おしゃべりしながら、それぞれの世界に没入タイム。私がいちばん好きな時間。和気あいあいの雰囲気の中、怖い妖怪、可愛い妖怪、面白い妖怪が続々と姿をあらわしました。
今回お母さま方からは、妖怪の表現力もさることながら、制作のアイデアをたくさんいただきました!色の組み合わせ方、模様の入った紙の活かし方なども素晴らしくて、思わず…「このアイデアいただいてもいいですか?」と終始節操のなさ全開のいちよんごでした(汗)いやぁほんとにすみません。それくらい最高すぎる作品がせいぞろいしたのでした。
終了後、また来年もやってくれないかな〜なんて嬉しいお声もいただいたりして、わたしたちも、ここまで続けてこられた幸せを改めて感じるワークショップとなりました。
これからも妖怪ワークショップを通して、同じ「あるある」でつながっているおかあさんたちを陰ながら応援していけたらいいな、とひそかに思っています。
最後に、お写真提供してくださったカナマルアツコさん、参加してくださった絵本サークルのみなさん、素敵な機会をありがとうございました。
渾身のとびだす妖怪えほん、リビングにかざって、クスッと笑ったら、「またあしたの怪」でいきましょうね!
ではでは、ごきげんようか〜い。
*「またあしたの怪」:いろいろあったけど寝たら忘れちゃう怪現象
追記:
『あるあるいるいる ようかいえほん』(金の星社・刊行)もたくさん購入してくださってありがとうございました!持参した分が完売してしまって行き届かずすみませんでした。良ければお近くの本屋さんで手にとってみてくださいね。
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