【受験妖怪かるた】きあいババァ
おかあさん、
あたま痛い・・・
このワード、
いつ聞いてもドキッとします。
発熱の前兆である可能性もあるし、
学校や塾に行きたくない可能性もある。
うちの長男の場合、
「あたま痛い」と言うときは、学校や塾に行きたくない場合がほとんどでした。
よくよく聞いていくと、
2時間目からは行ける、とか、
3時間目の体育は出たい、などなど、
不思議な条件がつくことが多く・・・(笑)
ふむふむ、これはなにかあるなあ、と。
確か2年生のときは日直の朝のスピーチでした。
また、4年生の初めころには、ある曜日の放課後に限って、正確に言うと塾で算数のある日に限って、頭がいたくなっていました。
最初は判断できずに、本気で心配して塾を休ませたりもしていました。
が、
休む電話を入れた途端、
ケロっと元気になっている。
はっはーーーーん。
仮病やないかーーーい!!
そんなわけでじわじわと、
私の中で「頭痛い=仮病」という図式ができあがっていきました。
そして4年生1学期のある朝、
いつも以上に余裕のない私に向かって、
「あかあさん、あたま痛い・・・」
え!!
きょ、きょうは無理やし!
は??
熱ないし!!
また仮病!?
いいから行きなさい!
そんな顔しても無理!
気合いで行きなさい!!!!
と問答無用で送り出したのでした。
そして午後一番、
担任の先生から長男発熱の電話があったのでした。
ガーーーーーーーンンンン!!!
本気のやつやったーーーーー
気合いで行きなさいとか、
しんどい子に向かって、
最悪やアアアアアアアアアアア!!!
保健室に横たわる長男を前にひたすら謝るオカン。。
いやでも、あたま痛いの見極めって本当に難しいのです。。
(お得意の言い訳w)
この時も、風邪などの症状はなく、
疲れやストレスからくる発熱だったと思うのです。
随分あとになって気づいたのですが、
うちの長男に限っては、
「あたま痛い」ときは、
苦手なことが目前に迫っている場合が多かったのです。
決して気合いでどうにかなることではなかったのです(笑)。
あたま痛いときは、気合いじゃなく、
必要なのは親の根気かなあ、と。
(あくまで、うちに限ってです)
2年生のスピーチのときも、
頭痛い朝は校門まで歩きながら練習に付き合い、
どうにか人前で話せるようにもなり、
すぐに、「あたま痛い」はなくなりました。
4年生の算数のときには、
もうこれは後悔しかないのですが、
(以下言い訳w)
次男が1歳だったこともあり、毎日バタバタで、
旦那も毎日帰りが遅く、
まっったく私に余裕がなく、
余裕ないくせに、
私がどうにかしないといけないとひとり迷走し、
結局根気よく付き合ってあげられず、
算数だけ辞めさせたのでした。
おかげでその後は「あたま痛い」はなくなったのですが、
「算数が苦手」というツケは残りました。
親の根気が足りなかったな〜。
チキショー
まあ、
そんなに自分を責めてもしょうがないし、
もしかしたら、算数やめることでしか、
そのときは快方に向かわなかったかもしれないんだけどね。
そんなこともあるわいな〜、と
自分を励ますためにも、
はたまた問答無用のきあいババァになりそうな時にも、
自戒と激励を込めたこのかるたを、
思い出すことにしようと思いました。
長いうえに、個人的なことをまとまりなくすみません。
※算数はその後4年生の3学期に復活するんですが、その経緯は、また今度。
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